18年前、0アクセスのブログで人生が少し変わった話

60代副業体験談

18年前。
私は人生で初めて、ライブドアの無料ブログを作りました。

資格試験の勉強記録を書くためでした。

本業が終わってから、私は車に乗り百貨店の駐車場で資格試験の勉強をしていました。参考書と問題集を開いて、駐車場の薄暗い蛍光灯の中で勉強していました。

やはり 自宅だと色々な邪魔が入るので このような集中できる環境を作ってやっていました。

そして深夜、 自宅に戻って パソコンを開いて 記事を書いていました。

今みたいにAIはありません。全部手打ちでした。

タイピングも遅く、1記事書くのに1〜2時間かかっていました。

それでも、なぜか毎日書いていました。

「何かを変えたい」

たぶん、その気持ちだけだったと思います。

0アクセスでも、なぜか嬉しかった

ブログを始めた頃、アクセスはほぼゼロでした。

1日0〜3アクセス。

それでも私は、何十回もアクセス解析を見ていました。

数字が「1」増えるだけで嬉しかったのです。

「誰か来た」

たったそれだけで、少し興奮しました。

今思えば、小さな世界です。

でも当時の私には、その1アクセスが異常に大きかったのです。

たった1件のコメント

ある日、私は記事の中でこう書きました。

「この1年間、ビールも飲まずに勉強してきました」

ただ、それだけの一文でした。

特別うまい文章でもない。
短い一文でした。

でも後日、その記事にコメントがつきました。

当時の私は、コメントなんてほとんどもらったことがありません。

だから通知を見た瞬間、驚きました。

コメントにはこう書かれていました。

「そこまで頑張っているなら、きっと受かりますよ」

その瞬間を、今でも覚えています。

アクセスも少ない、記事数もそんなになくて特にこれと言ってためになるようなことも書いていない、 しょうもないブログでした。

それでも画面の向こうに、ちゃんと誰かがいました。

私はその時、初めて「読まれている」と感じたのです。

たった1件のコメントでした。

でも、あのコメントがなければ、私は途中でやめていたかもしれません。

巨大サイトを見て、何度も落ち込んだ

当時は、巨大な資格サイトを見るたびに圧倒されていました。

ページ数も情報量も桁違いで、 デザインも綺麗でした。

「こんなの個人で勝てるわけがない」

そう思って劣等感に襲われてよく落ち込んでいました。

でも、不思議と手は止まりませんでした。

仕事が終わった後に、疲れて帰宅して深夜まで記事を書いてもアクセスは増えないし、文章もうまくない。

それでも毎日パソコンを開いていました。

稼ぎたいだけではありませんでした。

未来を変えたかった。

ただ、それだけだったのです。

今はAI時代。でも最初の不安は変わらない

今はAIもあります。

記事作成も速い。
画像も作れる。
わからないこともすぐ聞ける。

18年前とは比べものにならないくらい、始めやすい時代になりました。

でも、

やり始めた頃の不安だけは、昔も今も変わりません。

本当にこれで正しいやり方なのか。それもわからない。アクセスも来ない。そしてこれからも 続けてやっていけるのか 自信も湧いてこない

それでも、ブログを作り続けました。

そして18年以上経った今でも、結局土台になっているのは、あの頃の経験です。

あの時もらったコメントは、たった1件でした。
今のSNSなら珍しくないかもしれません。

でも当時の私には大きな体験でした。
「画面の向こうに、本当に誰かがいる」
初めてそう感じた瞬間だったのです。

もしあのコメントがなかったら、私は途中でブログをやめていたかもしれません。

発信する楽しさも、人に伝える喜びも知らないままだったと思います。

人生が劇的に変わったわけではありません。
収入が突然増えたわけでもありません。

でも、あの日のたった1件のコメントが、
私に「発信を続ける人生」を教えてくれました。

だから今振り返ると、

18年前の、0アクセスブログは、

確かに私の人生を少し変えたのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました