私にとってパソコンは文房具でした|MSXからChatGPTまで40年以上付き合ってきて思うこと【前編】

60代副業体験談

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今、私は毎日のようにレッツノートを開いています。

ブログを書いたり、ChatGPTに相談したり、思いついたことをメモしたり。

若い頃は「パソコンは特別な機械」というイメージがありましたが、今の私にとっては違います。

パソコンは、ペンやノートと同じような存在。

40年以上付き合ってきた、少し便利な文房具のようなものです。

でも、最初からそう思っていたわけではありません。

振り返ると、その始まりは一台のMSXでした。

すべてはMSXとの出会いから始まった

私が初めて自分で買ったパソコンは、MSXでした。

確か通販で注文したと記憶しています。

今のようにネットで気軽に買い物をする時代ではありません。

「ちゃんと届くのだろうか。」

そんな不安も少しありました。

それでも思い切って注文し、届いた箱を開けるときは本当にワクワクしました。

テレビにつないで電源を入れる。

あの瞬間の期待感は、今でも忘れられません。

当時はゲームで遊ぶだけではなく、BASICというプログラミング言語を使って遊んでいました。

景色のような絵を描いてみたり、「ピッ、ピッ」と鳴るBEEP音だけを使って音楽らしいものを作ってみたり。

今から見れば、とてもシンプルなものです。

でも、限られた機能の中で工夫しながら遊ぶのが、本当に面白かったのです。

子どもがまだ小さかった頃には、私がゲームをしている部屋へやって来て、一緒に遊んだこともありました。

今のゲームのようなリアルな映像ではありません。

画面も単純で、内容もとてもシンプルでした。

それでも子どもたちは夢中になって遊んでいました。

あの時間は、パソコンがくれた大切な家族の思い出です。

家族は機械にはあまり興味がありませんでした。

私だけが部屋にこもって何かやっている。

そんな感じだったと思います。

それでも私は、新しいことを覚える楽しさに夢中になっていました。

ワープロ専用機が教えてくれた「書く楽しさ」

その後、私は書院というワープロ専用機を使うようになりました。

当時、団地の自治会の役員をしていたので、お知らせや案内文など、いろいろな書類を作っていました。

今ではパソコンで文章を作るのが当たり前ですが、当時はそれだけでも新鮮でした。

実は私は、字を書くのがあまり得意ではありません。

だから、ワープロで打った文章が、きれいな文字で印刷されるだけでうれしかったのです。

「自分でもこんなにきれいな文書が作れるんだ。」

そんな小さな感動がありました。

もちろん、不便なこともたくさんありました。

感熱紙は時間がたつと色が変わってしまいますし、インクリボンも交換しなければなりません。

紙が詰まることも、しょっちゅうでした。

それでも、「文章を書く」ということが、少しずつ好きになっていったのは、この頃だったように思います。

今こうしてブログを書いている原点は、もしかすると書院だったのかもしれません。

Windows95で世界が広がった

やがて時代はWindows95へ。

私はPC-9821を使い始めました。

画面を見たときの第一印象は、

「きれいだな。」

でした。

もちろん、今のパソコンと比べれば、とても粗い画面です。

でも、それまで使っていた機械とは比べものにならないほど鮮やかに見えました。

そして、インターネットの世界にも足を踏み入れます。

当時はダイヤルアップ接続でした。

電話回線につなぐたびに独特の接続音が鳴ります。

今の人には想像しにくいかもしれませんが、ホームページを開いてから食事に出かけ、40分くらいして帰ってくると、ようやく画面が表示されていました。

それでも私は遅いとは思いませんでした。

「おっ、出た出た。」

そんなふうに画面を見て喜んでいた時代です。

画像はなかなか表示されないので、見るのは文字が中心のホームページばかり。

それでも、家にいながら全国の情報が見られることが、とても新鮮でした。

コラム|あの頃と今を比べてみる

40年以上パソコンを使っていると、「速さ」の感覚が大きく変わったことを実感します。

MSXの頃は、カセットテープからプログラムを読み込んでいました。

その後、フロッピーディスクが登場すると、「なんて速いんだ」と驚きました。

Windows95では、ホームページが表示されるまで何十分も待つことが普通でした。

そして今はどうでしょう。

SSDのおかげで数秒でパソコンが起動し、ChatGPTに質問すれば、あっという間に答えが返ってきます。

昔の私が今のパソコンを見たら、きっと魔法のように感じるでしょう。

でも、不思議なことがあります。

どんなに便利になっても、「新しいことを覚えるワクワク感」は、あの頃とあまり変わっていません。

その気持ちだけは、40年以上たった今でも、ずっと同じです。


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後編では、いよいよ私が一番うれしかった「初めてホームページを公開した日」のお話や、中古パソコンとの出会い、失敗談、そして現在愛用しているレッツノートについてご紹介します。

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